備忘録

Suzukiの備忘録。主に海外PCゲーム中心。

君はなぜプレイするのか。

珍しく眠れないから、真面目な文体で書いて残す。

Why are you playing ?

ここ二週間くらいのGW2は学ぶ事が多かったと思う。

おれには三つのメンタリティが同居している。

  1. ゲームプレイヤーとしてのおれ
  2. MKNのコマンダーとしてのおれ
  3. Fort Aspenwoodのロイヤリストとしてのおれ

順番に説明していく。

 

ゲームプレイヤーとしての自分

これは簡単で、おれがゲームをプレイするスタンスだ。

おれはいつでもルールの穴を探してプレイする。

端的に言えばImbaなものを探し出して寄せ集めて勝つ。

 

それ以上のことは求めていないし、操作技能の上達向上に時間を割くこともしない。

そういったことはゲームじゃなくていいし、自己研鑽によって承認欲求を満たす行為は子どもの頃に十分なほどやったから飽きている。

(そもそも視覚と手の供応の精度が高くないというのもある。)

 

まず、この点で言えば[REN]のTacticsは刺激的だった。

HoT導入より少し前、だいたい一年以上、GW2というゲームに対する関心が薄れていたけれども、それが復活するくらい素晴らしいと称賛したい。

 

MKNのコマンダーとしての自分

おれはMKNのオフィサーだけれども、ギルドマスターじゃない。

よく外国人からGM扱いされて対外交渉の要求をされるけれど違う。

MKNが今もギルドとして残ってるのは、ヒゲとMetaさんが偉いからだ。

 

おれはコマンダーだ。

おれの仕事は、その日のRaidをコーディネイトすることだ。

勝たなくてもいいし、負けてもいい。

参加したプレイヤーが気持ちよくプログレスした経験を抱えることができたならいい。

仮に全勝したとしても、得た物が無いな、と感じたならそれは失敗だ。

 

ここ二週間は、この点が曖昧だった。

勝っても負けてもカタルシスの無い、後味の悪い、つまらない戦いをしていたと思う。

ヒゲの言うところの小人に堕していたと言っていい。

 

Fort Aspenwoodのロイヤリストとしての自分

多分、この項目が一番言語化するのが難しいし、他人には理解できないだろう。

おれはFAというサーバーがとても好きだ。

特に自分がプレイするSEA帯の雰囲気が気に入っている。

 

何故なら、FAはディプロマシーをしない。

FAのForumを見てきた限り、少なくともSEA帯に関しては、そこが弱いにも関わらず、ディプロマシーの影響を受けてギルドを買ってきたりしたことは無い。

FAはT1にあがることを望んでいないし、そんなものに価値を見出していない。

 

おれはディプロマシーを嫌う。

それは前述のゲーマーとしてのスタンスと反するように思われるかもしれない。

勝つための楽な方法を取るのなら、人間を買ってくるのが最善だ。

 

だが、それは既にゲームじゃない。

RvRにおいてXrealmというのはゲームを破壊する禁忌の行為だ。

Xrealmを肯定するなら、おれが相手のPaypalに10万円振り込んで負けさせるのが最善ということになる。

チートツールよりもおぞましい邪悪な行為だ。

 

だからおれはT1を嫌う。

以前なら、嫌ってる連中が相手なら倒そうという気持ちになれた。

でもこの一か月程度のJQとマッチングする期間は状況が違い過ぎる。

どのサーバーにもJQからエクソダスした連中がいて、どのサーバーもJQとディプロマシーしていて、SEA帯の空き時間には堂々とSMC横で50v50のGvGもどきをしていやがる。

だからおれはJQとマッチングしている間はボイコットしていたんだ。

 

常にOutnumberedで負け続けて、それでもタグアップしてRetakeするなんてのは、この二年間ずっとやっていたことだ。

そんなことにコマンダーとしての矜持は傷つかない。

負けることはあるし、負け続けることはあっても、おれはコマンダーだ。

 

ヒゲはSoRのギルドチームを評価しているらしいけれども、おれはとてもそんな気持ちになれない。

彼らはまともにKeepを攻めないし、野戦で相手を追い詰めても壊滅させない。

GvGもどきの練兵を繰り返しているだけだ。

そんな連中とLinkedさせられるなんてのは反吐が出る。

 

ただ、久しぶりにEBを歩いてPugの弱さに後悔したよ。

おれはボイコットするべきじゃなかった。

例え見るもおぞましい、汚らしい連中が相手でも、SEA帯のコマンダーが消えたらPugはゲームから離れていく。

自己評価の肥大化だと笑われるだろうが、おれはFA SEAのTop コマンダーなんだ。

 

それで?

おれはコマンダーとしてプレイする。Followする人間を感動させるのがコマンダーだ。