WvWにおけるメタゲーム 3 Warrior編
前回はWvWにおけるメタ環境にどう対応するかという指針を示した。
それを踏まえ、今回は具体のビルド作成を行うことにする。
手順としては次のように行う。
- コンディション回復、Breakstunの方法を決める。
- Toughness、Vit等のチェックをする。
- 火力は十分かチェックする。
- Traitの細部を詰める。
ざっくり言えばTraitのマストの部分をまずは定めて、次に装備、余ったポイントで調整を行っていこう。
今回はWarriorを使って進めていく。
Warriorは非常に優秀なクラスであり、GW2の基本的な道具を全て与えられている。
初心者にも自信を持ってオススメできるクラスである。
まずコンディション回復の手段だ。
- WarhornのTraitを取る。
“Warhorn skills recharge 20% faster. Warhorn skills convert 1 condition into a boon.
— In-game description
- Rune of Soldierを装備してShoutを使う。
“Double-click to apply to a piece of Armor.
- (1): +25 Vitality
- (2): +15 Toughness
- (3): +50 Vitality
- (4): +35 Toughness
- (5): +90 Vitality
- (6): Shouts remove a condition.
— In-game description
前回示した15秒に一度というラインを満たせるのは、いずれかの方法になるだろう。
Warriorはコンディション回復が得意なクラスではないのだ。
この時点でTactics 20は確定だ。
次はBreakstunだ。
- Balanced Stanceを使う。
“You gain stability.
- Stability: 8 s
- Breaks stun
— In-game description [?]
- Shake It Offを使う。
“Cure a condition on yourself and nearby allies. Also breaks stuns.
- Radius: 600
- Breaks stun
— In-game description [?]
Frenzy、EndurePainという選択肢もあるがこれらは使いどころを選ぶ切り札という側面が強い。BreakStunとして持たせるには不適だろう。
今回はコンディション回復との兼ね合いも視野に入れてShake It Offを採用する。
Shoutビルドに進むことが決まったので、Tactics 30まで取ってShout Healを採用しよう。
硬さのチェックだ。
Warriorはもともとヘビーアーマーを装備できる上に、Lifeのテーブルが最高に設定されている。
Armor piece | Light | Medium | Heavy |
---|---|---|---|
Helmet | 73 | 97 | 121 |
Shoulders | 73 | 97 | 121 |
Chest | 314 | 338 | 363 |
Gauntlets | 133 | 157 | 182 |
Leggings | 194 | 218 | 242 |
Boots | 133 | 157 | 182 |
Total | 920 | 1064 | 1211 |
そもそもライトとヘビーでは300近いアーマー値の差がある。
つまりは最初からToughness300近く差があるのだ。
Professions | Level 1 | Level 80 | Level 1 + Vitality | Level 80 + Vitality |
---|---|---|---|---|
Warrior, Necromancer | 28 | 9,212 | 268 | 18,372 |
Engineer, Ranger, Mesmer | 18 | 5,922 | 258 | 15,082 |
Guardian, Thief, Elementalist | 5 | 1,645 | 245 |
10,805 |
Lifeにいたっては更に深刻だ。
高低の差は約7500、つまりVit750の差がある。
Warriorはこれだけのアドバンテージを与えられたクラスなのである。
とはいえGuard、Thief、Ele、Mesが回避手段を豊富に持つのに対してWarriorはその点が弱いため、Toughnessをおろそかにして良いということにはならない。
むしろガチガチに固めて相手の攻撃を全て受けきる覚悟が必要だ。
Tactics30取り、Rune of Soldierを採用することが決まっているので、Vitはもう十分だろう。
Shout Healを採用するのでHealingも良しとする。
ここは素直にToughnessをアトリビュートに採用することにしよう。
火力を考えねばならない。
生存性を十分に確保したなら、後は全て火力に振り向けるべきだ。
アトリビュートにPowerとToughnessを採用し、火力の増強をするなら、残りはPrecisionがいいだろう。
装備はKnightに決まった。
Crit率を上げるなら、SigilやFoodはそれに沿うものにすることにしよう。
武器は機動性のためのGSとRangedとしてRifleを採用する。
Sword/ShieldやWarhornという選択肢も採用に値するが、今回はGSにしよう。
複数戦を想定し、Rifleの貫通のためにArms20を採用。
残り20ポイントは難しいが、今回はDefenceへと向かってLastStandを採用する。
オプションとしてStrengthやDiciplineへ向かう道も価値がある。
最終的なビルドとしてはこのようになった。
全身Knight装備にSoldierRuneという解。やはりHeavyArmor着れてLifeのテーブルが最高というのは大きい。 twitter.com/Empressxxx/sta…
— Suzukisanさん (@Empressxxx) 1月 23, 2013
http://gw2skills.net/editor/?fIAQJARUncOk8YUQOPwEZABpwKyijikIATPED0INA;TkAA2UZZySklNLXWysWUMoA
FoodはOmnomberryGhostを採用する。
高価だが非常に強力だ。資金的に採用できなければ下位のものでも十分機能するだろう。
Omnomberry Ghost
“Double-click to consume.
Nourishment (45m): 66% chance to steal life on critical.
+70 precision
+15% Experience from kills
— In-game description
Guild Wars 2 WvW Warrior 002: youtu.be/JJPwkcN5lGQ?a via @youtube
— Suzukisanさん (@Empressxxx) 1月 24, 2013